設計士は未経験でもなれるの？

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設計士の資格を取りたいと思っている方も多いでしょう。ここでは設計事務所が求める人材などについて分かりやすく解説していきます。

未経験であっても設計士になれる！

結論から言えば、未経験であっても設計士になることは可能です。これまでに全く設計の仕事に携わったことがない場合であっても設計士の資格を取ることはできますが、経験がない分資格を取得してからは非常に苦労をする可能性が高いです。そのため設計事務所などで経験を積んでから、資格取得を考える方が良いでしょう。

設計士の資格がなくても建築事務所で勤務可能

設計事務所や建築事務所で勤務したいと思う人の中には、資格がないと働けないと思っている人も多いですが、それは違います。もちろん設計事務所や建築事務所に在籍するスタッフには、必ず管理建築士などの有資格者が必須です。しかしスタッフ全員が建築の資格を保有する必要はありません。

設計などの確認申請に必要な書類などは、最終的に事務所名義で提出されるため、資格がないからと言って書類に関われない訳ではないのです。

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なぜ求人票に「要資格」と書かれてあるの？

設計事務所の求人票の中には、「要資格」と書かれてあることも。これは基本的に設計の基本を知っている人を雇いたいという事務所の希望があるからです。また中には肩書として求めるケースもあるので、どうしても働きたいと思っているのであれば相談してみると良いでしょう。ただ全く設計の知識がない場合には、断られる可能性も高いので覚悟は必要です。

資格以上に即戦力が求められる

資格が必要ないからと言って、設計事務所に簡単に就職できるような世界ではありません。設計事務所や建築事務所の多くが、スタッフ数名程度の規模です。そのため一般的な企業のように何も知らない新人にゼロからすべてを教える暇がありません。つまり事務所にとって必要な人材は、即戦力として活躍できる人材なのです。ある程度建築の知識を持っており、少し指示しただけで、すぐに仕事ができる人材が求められています。

資格は後からでも大丈夫！

設計士などの資格は事務所で働きたいからといって、すぐに必要になるものではありません。未経験の状態で設計の仕事に携わりたいのであれば、まずは設計に必要な知識や技術を身に着けることから始めましょう。そのためには設計の仕事が学べるような学校に通うのがおすすめです。学校での知識を活かし、設計事務所などで勤務したあとで必要に応じて設計士などの資格を取ると良いでしょう。

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監修

若原氏が代表つとめる
グランハウス一級建築士事務所

岐阜県内での施工実績を豊富に持つ一級建築事務所「グランハウス」。設計士と直接話す家づくりを掲げ、手の届きやすい価格帯にて、オーダーメイドの注文住宅を手掛けています。30代の創業者を中心に、若手の設計士・現場監督たちが第一線で活躍している建築事務所としても注目されている会社です。