【楽市】岐阜の建築業界のこれから
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平成 30 年(2018 年)住宅・土地統計による岐阜県内の持ち家比率は74.3%と全国5位。一人当たり居住室の畳数は15.86畳で全 国9位と、広くゆとりを持って暮らしている様子が伺えます。
「統計からみた岐阜県の特徴やじまん」では、2018年の畳数は全国平均は14.06畳。土地がない地域では住宅建築は頭打ちになる可能性もありますが岐阜県では当分その心配はありません。
建築現場が多いということは設計・施工管理の仕事も潤沢にあるということになり、将来に不安を持つことなく業務に集中できるということです。多くの人に喜ばれる仕事ができるなら、そこにやりがいを持てるというものです。
参照元:岐阜県公式ホームページ(※1):https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/212614.pdf
岐阜の建築業界における問題点
岐阜県で建設業を営んでいる事業所数の割合は約1割を占めており、全国平均と比較しても高い割合となっています。今後は景気回復とともに売上・利益も上がることが期待されますが、現状は厳しい経営環境にあり変革が求められています。
参照元:統計局ホームページ/事業所数及び従業者数:https://www.stat.go.jp/data/e-census/guide/basic/result/chart1.html
建設業界は岐阜に限らず下請け業者に発注していくトップダウン型の多階層請負構造が問題となっています。本来ならボトムアップ型で現場からの声が上がることでサービス向につながることがベストですがなかなか進んでいません。
またもう一つの問題として閉鎖的な環境というものがあります。建設・建築会社は地元の情報には精通していても、他の地域の情報を得ることがないため情報弱者の状態になり、対応力や柔軟性が失われています。
将来性を考える
岐阜県では土木は公共投資が多く、建築は民間投資が多いという特徴があります。建設業の生産額は年々減少傾向にありますが、全産業に占める割合は高く就業者数比率は今後も高めに推移すると予測されています。
というのも建設・建築業の就業者の受け皿が確保できる環境があるからです。岐阜県は以前から名古屋市のベッドタウンとして意識されることが多く、交通機関の発達により今後も住宅地として開発され続ける可能性が高いからです。
また土地が手に入れやすいのもプラス要因です。岐阜エリアはまだ土地に余裕があり高騰する動きが見られません。「岐阜市の基準地価は坪単価32万1434円」は変動していますが、調査時点(2021年6月23日時点)は以下の通り。
- 岐阜市:32万1746円/坪
- 名古屋市:168万6869円/坪
約5分の1程度の基準地価であることがわかります。土地の購入のしやすさでは圧倒的に優位です。
参照元:基準地価 市町村ランキング 2020年[令和2年]:https://tochidai.info/base-price_city-ranking/
Uターン就職の実際
岐阜県にはUターンやIターン就職を希望する人に就労相談支援や生活相談支援を行っている「岐阜県総合人材チャレンジセンター(ジンチャレ)」があります。県をあげてUターン就職をサポートする体制が整えられています。
建築・土木関係の求人も潤沢にあり、現場作業から施工管理の業務、現場監督まで幅広く仕事があります。また建築施工管理技士などの資格取得者には手当が支給されたり、Uターンの際の引っ越し援助など待遇面も悪くありません。
実際に岐阜にUターン就職をした人の話では、父親のやっていた建築・土木関係の仕事に幼い頃から興味があり、就職ということもよくあるようです。最初は戸惑いつつも先輩や会社の教育で仕事を覚え、今では指導者として活躍されている人も多くいます。
求められる人材とは
建築業界の仕事で代表的な職種として設計、営業、施工管理があります。設計は目的や環境に合わせた素材の選定まで行うのでクリエイティブな能力が求められます。また提案を理解してもらうためのプレゼンテーション能力も必要です。
営業はコミュニケーション力や売上で結果を出すということだけでなく、業界のルールを把握しつつ技術部門と連携しながら相互補完関係を構築することによって新しい営業スタイルを確立することが求められます。ただし、「家を売る」のではなく「家を建てる」仕事を目指すのならば、どこかしらのタイミングで設計の知識が必要とされるのです。
施工管理は建築現場では花形的な職種ですが、仕事に就くためには施工管理技士の資格が必要になります。また現場で指示を出すため知識だけでなくマネジメントやコミュニケーション能力も必要になります。
つまり県内の土地価格の下落傾向に対して、住宅地では土地購入と住宅建築の需要が高まってきていると言えます。これは岐阜県は大都市圏に比べるとまだまだ土地に余裕があり、費用を抑えて広い土地に家を建てることができるからです。
施工管理や現場監督の仕事は他の職種とは異なり、仕事を押しつけられるというケースが少なく建築現場で全体の流れを把握してコントロールすることができるため、やりがいは感じやすいと考えられます。
建築業界のインターンシップとは
就職前に一定の間、実際に職場で仕事を体験できるインターンシップは、建築業界でも取り入れられてます。設計事務所やハウスメーカー等でよく行われているのが、セミナーや物件の見学、工事やデザインの体験業務などです。自分がイメージしていた職場や働き方かどうかを知るためにも、就職前にはインターンシップを経験しておきたいもの。また、インターンシップの準備についても以下のページで紹介します。
未経験にもおすすめの建築業界の仕事とは
ひとことで建築業界といってもさまざまな仕事があります。建築業界が未経験でもできる仕事には、営業や経理など汎用性の高いものがあります。また、施工管理や設計、現場作業員など経験を積むことを前提とした仕事までいろいろです。それぞれの仕事内容を紹介します。
岐阜県にある有名な建築物とは
岐阜県にある一度はその目で見ておきたい有名な建築物やスポットを紹介。長良川国際会議場や岐阜市民会館など、市民の交流の場としても使われている施設や、岐阜県立飛騨牛記念館・モザイクタイルミュージアムといった博物館などを写真と合わせて解説。建物の歴史やデザインの意図など考えながら読んでみてくださいね。
新卒で建築業界で働くには?
新卒のタイミングは、就職するのによい時期です。建築業界の中にはどんな職種があるのか、求人の見つけ方や選び方などを、新卒者向けに解説します。
2024年の働き方改革で建築業界はどう変わる?
建設業は、2024年から働き方改革関連法が適用されます。これにより、時間外労働に上限規制が設けられるため、残業時間は短くなることが予想されるほか、建設業での働き方にさまざまな変化が起こると考えられます。
建築学生の就活はいつから始めるべき?
一般的に大学生の就職活動に向けた選考情報の解禁は、対象学生の3年生の3月1日とされています。しかし、実際にはそれよりも早い時点から就活をスタートさせて希望の企業への採用を目指す動きが、建築学生にとっても建築会社にとっても常態化しています。
そのような現状を踏まえて、建築学生は就活をいつから始めるべきでしょうか?次のページでは建築学生の就活を始める時期・スケジュール感を解説します。
現在、岐阜で建築に関する仕事をしていて「やりがい」を感じることができないのであれば、職場環境が影響しているのかもしれません。このまま仕事を続けても変わる可能性が低いのであれば、環境を変えるのも解決方法の一つです。転職するには勇気が必要ですし、次は失敗したくないという気持ちが働くため慎重になりがちですが、そうした不安を無くすためにはしっかりリサーチして、できるだけ多くの情報を集めることです。また、自分はどのような点に仕事のやりがいを感じるかを整理することも重要です。次の職場の候補が自分にとってやりがいのある環境があるということであれば、思い切って飛び込んでみてもよいのではないでしょうか。
グランハウス一級建築士事務所
岐阜県内での施工実績を豊富に持つ一級建築事務所「グランハウス」。設計士と直接話す家づくりを掲げ、手の届きやすい価格帯にて、オーダーメイドの注文住宅を手掛けています。30代の創業者を中心に、若手の設計士・現場監督たちが第一線で活躍している建築事務所としても注目されている会社です。
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