施工管理と現場監督の違いとは

求人票に施工管理と現場監督が併記されていて困っていませんか。もしかすると「どちらも同じなのでは?」と考えている方がいるかもしれませんね。施工管理と現場管理には違いがあります。具体的に、どのような違いがあるのでしょうか。このページで詳しく解説します。

施工管理とは

施工管理の仕事は、工事を安全かつスムーズに進めて完了させることです。そのために、現場で働く職人や技術者の監督・指導、資材の注文、施工計画の作成、工程の管理、予算の管理、安全や品質の管理、申請関連書類の作成、検査業務、発注者との打ち合わせなどを行ないます。つまり、工事全体の監督、進行管理を行なうことを施工管理と言います。特徴は、予算管理などのデスクワークも業務としていること。工事に関する幅広い業務を行なう点が施工管理の特徴です。

もうひとつの特徴として挙げられるのが、施工管理には国家資格「施工管理技士」があることです。施工管理技士には、次の7種類があります。

  • 建設機械施工技士
  • 土木施工管理技士
  • 建築施工管理技士
  • 造園施工管理技士
  • 管工事施工管理技士
  • 電気工事施工管理技士
  • 電気通信工事施工管理技士

電気通信工事施工管理技士は、2019年に新設された新しい施工管理技士です。すべての資格に1級と2級があります。1級と2級の違いは、扱える工事の規模です。1級の方は、2級より大きな規模の工事を扱えます。

現場監督とは

現場監督の仕事も、工事を安全かつスムーズに進めて完了させることです。そのために、現場で働く職人や技術者を監督・指導、資材の注文などを行ないます。基本的な業務の内容は施工管理と同じです。異なるのは、業務の範囲がやや狭くなること(予算の管理など、デスクワークの分量は少なくなります)。職人や技術者のマネジメントなど、現場を監督することを主な業務としています。業務の目的に大きな違いはありませんが、施工管理に比べると業務の幅はやや狭くなることが多いとされています。

施工管理と現場監督の比較表

施工管理と現場監督には以上の違いがあります。ただし、業務の範囲は会社により異なります。小規模な会社は、施工管理と現場監督を同じものとして扱うことが多いようです。もちろん、施工管理技士が現場監督として働くこともあります。詳しい違いは、会社ごとに確認する必要があります。両者の一般的な違いをまとめると次のようになります。

施工管理 現場監督
国家資格 施工管理技士
業務内容 現場監督の業務に加え、予算の管理や発注者との打ち合わせなど、幅広い業務を行なう。 職人や技術者の手配・監督・指導や安全管理など、現場を監督・進行管理することが主な業務。
求人状況 大手に多い 中小に多い
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