施工管理に向いている人・向いていない人

施工管理に向いている人の10つの特徴

1.コミュニケーションに長けている人

施工管理者は、発注者と頻繁に打ち合わせしたり作業員と話したりする機会が多くなります。そのため、コミュニケーションが一番に求められる能力です。

発注者側の要望を把握して、またこちらの対応についても分かりやすく説明したうえで工事を円滑に進めていくのは、施工管理者の重要な仕事です。対クライアント、のみでなく現場の作業員とも上手くコミュニケーションをとって、良い人間関係を作るのも大切。とくに年季の入った職人気質の強いスタッフとも上手く付き合っていけるようになれば、施工管理者として恐いものなしと言えるでしょう。

2.統率力のある人

施工管理者は現場で工事を適切に管理する役割があり、作業員に対しては指示を出すリーダー的存とになります。仕事をさぼっている作業員を見かけた場合は注意したり場合によっては叱責したりすることも必要です。

施工管理者は工事をスムーズに進めるために、統率力のあるリーダーでなくてはなりません。信頼を得る方法は人によってさまざまですが、自信のなさそうな気弱な態度をとっていたら、信頼を得られず誰もついてきてくれません。統率力があり、年齢に関係なく誰からも信頼を得られるような人が施工管理者に向いているといえます。

3.危機管理能力のある人

工事はいつでも順風満帆に進むわけではありません。常にトラブルや危険と隣り合わせです。天候や震災などで工事が中断することもたびたびあり、ときには予測しなかった事故が起きることもあります。

想定できるトラブルは可能な限り回避して、もしトラブルが起きてしまった場合は臨機応変に対応するのも施工管理者の大切な仕事。つまり、常日頃から危機管理ができて、もしものときには問題解決のための対策を臨機応変かつ冷静に打ち出す能力が求められます。

4.交渉や説明が上手くできる人

施工管理者は発注者との打ち合わせ中に、値段交渉をすることもあります。値段によっては、依頼主の要望に添えないこともあるでしょう。そんなとき、相手に不満・不快を感じさせずに済むように、相手の気持ちを考えながら上手く伝える必要があります。

また、作業員に対して要望を伝えたり説明したりする機会を多いため、交渉や説明を上手くできる人が施工管理に向いています。伝えたいことを的確に、そして相手に分かりやすく、誠意を持った説明ができるスキルが大切なのです。これは練習次第では身につけられるスキルですから、向上心があれば問題ありません。

5.建築に興味がある人

建築にあまり興味がない人より、興味がる人のほうが意欲を持って仕事に打ち込めるのは言うまでもありません。興味があれば、新しい知識を学んだり技術を習得したりするのが早く、施工管理者としての成長も早くなります。

「仕事」と割り切って興味のない建築業界で働くのも悪いことではありませんが、施工管理の責任は重く、将来的にしんどくなる可能性もあります。やはり、建築に興味がある人のほうが施工管理に向いているといえるでしょう。

6.仕事の優先順位を見極められる人

施工管理者は、現場の作業員へ指示をしたり、発注者と打ち合わせをしたり、各種の書類を作成したり…など、さまざまな仕事があります。そのため、どれを先に終わらすべきか、優先順位をつけて片づけていくことが重要です。

優先順位を間違えると仕事がスムーズに進まず、現場にも発注者にも迷惑をかけてしまいかねません。仕事の優先順位を見極める能力も、施工管理者に求められる能力のひとつです。

7.ストレスを溜め込まず上手く発散できる人

施工管理の仕事は多く、責任もあります。また、たくさんの人と関わるため、なかには気の合わない人がいることもあるでしょう。ガマンしてストレスを溜め込んでいては健康面にも影響が出ますし、作業員に八つ当たりしてしまうようでは工事にも支障をきたしてしまいます。また、ときには相手の言葉や態度にも忍耐を持って接することも重要。そのため、ストレスを溜め込まず、上手く発散できることも求められるスキルの1つです。

8.デスクワークが苦にならない人

施工管理は意外と書類作成の仕事が多く、また誰が見ても分かりやすい書類を作成する必要があります。そのため、デスクワークが苦にならない人が向いています。PCの操作に慣れていない方よりは普段からPCを使用する方、文章を考えるのが苦手な方よりは分かりやすい文章を考えるのが得意な方のほうがよいでしょう。

9.自己の健康管理ができる人

施工管理者には、健康管理を徹底することも求められます。現場のリーダーであるべき存在なので、病欠ばかりしていたら作業員に不安を与えてしまいかねません。場合によっては工事が進められず、進行に影響が出る可能性も考えられます。

日頃の体調管理のほか、ストレスを溜め込まず上手く発散することも重要です。

10.整理整頓ができる人

現場では片付け・整理整頓を怠ると、怪我や事故に繋がります。そのため、常日頃から整理整頓を意識しなくてはなりません。また、施工管理者は膨大か数の書類を扱います。必要なときに必要な資料を取り出せるよう整理したり、もちろん大切な書類を紛失しないよう注意しなければなりません。そのため、整理整頓ができる人のほうが施工管理に向いているのです。

施工管理に向いていない人の3つの特徴

1.建築の仕事に興味が持てない人

入社当時は建築に興味がなくても、仕事に携わっているあいだにやりがいを感じて興味を持つ人も多いものの、建築業界に何年いても仕事に面白味を感じられない…という人もいます。

仕事として割り切ることもできますが、施工管理の仕事は責任が重く、また新しい知識・技術にアンテナを張り続けることも重要ですから、建築に興味が持てない人にはしんどいかもしれません。

2.人と接する仕事が苦手な人

施工管理社は発注者や現場の作業員・職人、資材店など、たくさんの人と接する仕事です。人と接することに苦痛を感じる人や、だれかのちょっとした言葉に傷ついてしまうような繊細な人は、ストレスがたまりやすいかもしれません。人と話をするのが苦手な人や、一人でモクモクと働きたいという人も施工管理者の仕事が向いているとは言えず、おすすめできません。

3.リーダーシップがない人

施工管理者は、現場の作業員に的確に指示したり、発注者と対等に接したりといったリーダーシップが求められる仕事です。

とはいえ、最初からリーダーシップを発揮できる人は少なく、経験によって得られる能力とも言えます。向上心があれば、いまいまは問題ありません。ただ、リーダーとしての責任を求められるのが苦痛…と感じる人は向いていません。

PICK UP
注目記事
イメージ
20代・30代が働きやすい
建築会社ってどんなもの?

年功序列社会が続く岐阜の建築業界。その中で、20代・30代がやりがいを感じながら活躍できる場を提供することに、真剣に取り組んでいる建築会社があります。その若き社長にインタビューをしました。