施工管理業の将来性(ステップアップ)

最初から現場監督にはなれない

楽座イメージ

現場監督は建築現場で施工管理や安全管理を行うことがメインですが、入社後すぐに現場監督になれるわけではありません。未経験からスタートした場合、最初は現場監督補助として施工管理のサポートを行い、実務経験を積むのが一般的。施工管理業の範囲は広く、作業の工程管理から安全・品質管理、施工計画や予算書の作成などデスクワークも含まれます。

また、建築現場では電気工事、配管工事、塗装工事など各分野の専門家が集まって協力しながら作業を進めます。そのため、各分野の専門用語や仕事内容もある程度把握できていなければ、現場監督として施工管理全体を取りまとめられません。したがって施工管理者として一人前になるには最低でも3年間の実務経験が必要だと言われています。その間に施工管理技士の資格を取得しておくと良いでしょう。

たとえ前の会社で現場監督の経験があったとしても、リーダーとして新しい会社で陣頭指揮を取るにはある程度の期間が必要です。

極めれば大きな喜びや達成感が得られる

建築現場のことを誰よりも理解していて、作業員からも信頼される現場監督はスーパーマンのような存在。仕事を受注してから施工計画を立て、工程表通りに進行して建物が完成した時の喜びや達成感は何ものにも代えがたいものです。現場監督を極めることは簡単ではありませんが、それだけやりがいのある仕事であることは間違いがありません。

また、様々な建築現場を経験できるのも施工管理という仕事の魅力です。さらにやりがいを感じたい方は、土木や建築・管工事・電気など各分野での1級施工管理技士の資格を取得して、現場監督として認めてもらい昇進や昇給を狙うとよいでしょう。

建築施工管理技士・現場監督の将来

景気回復の兆しや2020年の東京五輪をきっかけに、全国的に盛り上がりを見せている建築業界。人手不足も心配されていますが、それは単に建築需要が拡大したからではなく、世代交代の波が訪れているためです。

現場で働く力仕事は、若手や外国人労働者を積極的に採用すれば問題ありませんが、それを取り仕切るマネージャークラスの人材は簡単には補充できません。これまでリーダー的存在として活躍してきた団塊世代の職人たちが引退の時期を迎えているためです。

今から建築施工管理技士の資格を取り、現場監督を目指して実務経験を積んでおけば、将来的に建築業界で必要不可欠と言われる存在になるでしょう。

RAKUZA編集部より

どんな現場にも必ず必要となってくる施工管理としてのスキル・知識。現在を学びの期間と考え、将来に向けて備えておけば、建築業界において必要不可欠な存在になるのは間違いありません。ただし、今現在の仕事に対しやりがいやモチベーションを保つためにはどうすべきかも、同時に考える必要があります。腕の良い職人から学べる現場に努めたいか、同じ志を持った仲間と働きたいかなど、自分自身を深掘りしていくことを忘れないようにしましょう。

インタビュー 公式HPイメージ
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