建築学科・建築学生の就職先
このサイトは 「株式会社グランハウス一級建築士事務所」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
建築学科・建築学生の主な就職先
建築学科・建築学生は学んだ知識や資格を生かせる就職先を選ぶケースが多く、建築業界に就職する学生がほとんどです。建築業界の就職先は多岐にわたり、ゼネコンやデベロッパー、ハウスメーカー、設計事務所などが挙げられます。選択肢が多いため、就活を成功させるには、それぞれの職業・職種がどのような仕事なのかを理解することが大切です。
業界や企業への理解を深めておくことで、書類選考や面接を有利に進めやすくなるほか、就職後のミスマッチも防げます。
デベロッパー
デベロッパーは、どうすれば街を発展できるのかを考えながら、不動産を企画・開発する業種です。
デベロッパーの種類は、さまざまな開発を行う総合デベロッパーと、ある事業に特化した開発を行う専門デベロッパーの2つです。マンションの分譲や都市開発などに携われるため、建築系学生から人気の高い就職先となっています。有名な企業としては、三井不動産や三菱地所、住友不動産などが挙げられます。
ゼネコン
ゼネコンも建築系学生から人気の高い就職先の1つで、道路やトンネル、ダム、学校、オフィス、マンションなどの大型建築物の工事を取り仕切る総合建設業者のことです。
ゼネコンの主な仕事は、原価管理・品質管理・工程管理・安全管理の4つで、実際の工事はサブコンをはじめとする業者に委託します。同じゼネコンでも企業規模や得意とする建築工事などによって呼び名が異なり、たとえば全国規模で仕事を行う企業はスーパーゼネコン、中規模の建設を請け負う企業は中堅ゼネコンと呼ばれます。
ハウスメーカー・工務店
ハウスメーカーや工務店は、住宅の施工・販売を行う業種です。
ハウスメーカー・工務店ともに一般向けの住居を設計・施工するのが主な仕事ですが、ハウスメーカーが全国規模での営業なのに対し、工務店は地域密着型の営業という違いがあります。ハウスメーカーや工務店によって得意とする工法やデザインが変わってくるため、ハウスメーカーや工務店を就職先に選ぶ場合は、自分の強みを生かせるのかを確認するようにしましょう。
設計事務所
設計事務所は、建築物や開発エリアの設計を専門とするプロ集団です。設計士は、クライアントのニーズやプロジェクトのコンセプトを基に、デザイン性と機能性を兼ね備えたハイレベルな建設設計を行います。
設計事務所で働くには、専門知識に加えて芸術性や利用者への共感力が求められます。また、採用枠が非常に少なく、大学院卒でなければ就職が難しいのが現状です。そのため、設計事務所での就職を目指す場合は大学院への進学も視野に入れることをおすすめします。就職活動では、実績やスキルを効果的にアピールできるようにしましょう。
不動産会社
不動産会社は、住宅やマンション、商業施設などの売買、仲介、査定、鑑定を行う会社です。近年では、自社で不動産を購入してマンション経営や事業所運営を行う総合不動産会社や、自社で物件を企画・建築する会社も増えています。
不動産会社には、地域密着型の企業から大手フランチャイズに加盟する企業までさまざまなタイプがあり、建築学科の学生にとって多くの選択肢がある点が魅力です。
建設コンサルタント
建設コンサルタントは、建築計画や都市開発事業などで、不動産や建設業界の専門知識を活かしてアドバイスやサポートを行う職種です。ただ建築物を提案するだけでなく、根拠となるデータを収集・分析し、クライアントに最適なプランを提案します。その後、実現に向けた具体的な支援も行います。
そのため建設コンサルタントを目指す場合、建築物に関する知識だけでなく、コスト計算や人材管理といったスキルも必要になります。
インフラ企業
インフラ企業は、都市開発やまちづくりにおいて、ガス、電気、水道などの社会基盤を担う企業です。インフラは社会生活に欠かせないものであり、都市や町を支える重要な役割を果たします。
インフラ企業は、公共事業の大規模プロジェクトに関わるほか、日常的な整備や維持管理を行います。また、必要に応じて施工会社や建設会社と連携することもあります。設計や施工、維持管理など、幅広い経験を積める点が魅力です。
公務員
公務員は、国や地方自治体で働き、都市開発やインフラ整備といった公共事業の計画や実施を取りまとめる役割を担います。公共事業に関する調整や進行管理を行い、地域住民が快適に暮らせる環境を整備します。
また、公務員は部署によって、公共建築物やインフラ設備の維持管理を担当することもあります。土木事業やインフラ整備が必要とされる全国の自治体で、建築や建設の知識を活かして活躍するチャンスがあります。さらに、出先機関に出向して働く場合もあります。
建築学科・建築学生におすすめの職種
建築学科や建築関連の知識を活かせる職種は数多くあります。その中でも特に代表的な職種について、業務内容や特徴、求められるスキルを紹介します。
設計士
設計士は建物の設計図を作成し、建築の構成を考える重要な職種です。大きく分けて「意匠設計」と「構造設計」の2種類があります。
意匠設計は建物の外観や間取り、デザイン面を考え、依頼主の要望を形にする仕事です。一方、構造設計は建物の強度や安全性を確保するために、コストや構造バランスを考慮し、構造図や構造計算書を作成します。
どちらも、建築士の資格が求められることが多く、技術力や専門知識はもちろん、依頼主の希望を正確に引き出すヒアリング力や、納得してもらうための提案力・説得力も必要です。建物が完成した際に、自分が手掛けた設計が形となって残ることが大きなやりがいであり、クリエイティブな発想と責任感が試される職種といえるでしょう。
施工管理
施工管理は、建設現場で工事が円滑に進むよう、工程や品質、安全面を管理・監督する仕事です。設計図の内容を確認しながら、現場の職人や業者を手配し、工期や工程の進捗を把握しつつ工事全体を統率します。
施工管理の仕事では、多くの関係者と連携しながら現場を動かすため、コミュニケーション能力や調整力、リーダーシップが重要です。また、工程の遅れやトラブルが発生した際には冷静に対応し、問題解決を図る判断力や対応力も求められます。
強い責任感が求められる仕事ですが、完成した建物を目の前にしたときの達成感は大きく、非常にやりがいのある仕事といえるでしょう。
測量士
測量士は、建築工事や土木工事に必要な土地の位置・距離・面積などを正確に測定し、図面や計算書を作成する専門職です。建設工事の最初に行う重要な作業であり、測量の結果は工事計画や安全管理にも大きく関わるため、高い正確性と責任感が求められます。
測量士になるには、まず大学で測量に関連する科目を修め、「測量士補」の資格を取得しなくてはなりません。その後、1年以上の実務経験を積み、国家試験に合格することで「測量士」の資格を得ることができます。
インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターは、住む人の理想やライフスタイルに合わせて空間をコーディネートする仕事です。具体的には、家具やカーテン、照明などの内装アイテムを選び、居住空間における美しさや機能性を追求します。
顧客の要望をしっかりと引き出すヒアリング力や、提案をわかりやすく伝えるプレゼンテーション力が求められます。また、常にインテリアのトレンドに触れながら美的センスを磨き、最新情報を取り入れる姿勢も重要です。
主な就職先としては、インテリアメーカーや住宅メーカー、設計事務所、内装工事会社などが挙げられます。空間づくりを通して顧客の暮らしを豊かにする、やりがいのある職種といえるでしょう。
インテリアデザイナー
インテリアデザイナーは、建物の空間デザインを設計段階から手がける職種です。空間全体のコンセプトを考え、設計図を作成しながらインテリアをデザインします。住宅だけでなく商業施設やホテルといった大規模な建築物に携わることが多い点が特徴です。
インテリアデザイナーとして働くには、CADなどの設計ソフトを扱えることが必須。また、建築士の資格を持つデザイナーも多く、専門性の高い仕事です。また、規模の大きなプロジェクトでは、設計士や内装業者、職人など多くの関係者と協力しながら仕事を進めるため、コミュニケーション力やチームワークが欠かせません。デザインセンスに加えて、現場全体をまとめるリーダーシップや協調性も求められる職種といえるでしょう。
不動産営業
不動産営業は、住宅や土地の売買、賃貸物件の仲介を行う仕事です。建築学科出身者にとっては、建物や土地に関する専門知識を活かしながら、顧客に適切な提案ができる点が大きな強みです。住宅の構造や設計に関する理解を背景に、物件の魅力や価値を具体的に伝えられるため、顧客からの信頼を得やすいでしょう。
営業職であるため、社交性やフットワークの軽さ、顧客のニーズを引き出すヒアリング力が重要です。また、売買や契約には高い責任が伴うため、精神的なタフさや粘り強さも求められます。

グランハウス一級建築士事務所
岐阜県内での施工実績を豊富に持つ一級建築事務所「グランハウス」。設計士と直接話す家づくりを掲げ、手の届きやすい価格帯にて、オーダーメイドの注文住宅を手掛けています。30代の創業者を中心に、若手の設計士・現場監督たちが第一線で活躍している建築事務所としても注目されている会社です。
- 会社:株式会社グランハウス一級建築士事務所
- 住所:〒500-8263 岐阜県岐阜市茜部新所1丁目223番 1F
- 公式HP:https://granhouse.co.jp/
- お問い合わせ:058-201-2060