建築学科・建築学生の自己分析

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就職活動を始めると、エントリーシートの作成や面接の準備など、やるべきことが一気に増えて戸惑う方も多いのではないでしょうか。とくに「自己分析」という言葉を耳にしても、具体的にどう進めればいいのか分からず、不安を抱えている学生も少なくありません。

建築業界の就活では、学んできた知識や技術をアピールすることはもちろん大切ですが、自分がどんな人間で、どんな価値観を持っているのかを理解しているかどうかも重要です。たとえば「人と協力して成果を出すのが得意」「地域の暮らしを支える仕事にやりがいを感じる」といった自分自身の軸を言葉にできれば、志望動機や自己PRに一貫性が生まれ、企業側にも強い印象を残せます。

この記事では、建築業界を志望する方に向けて、自己分析の意味や進め方、そして分析結果をどう活かせばよいのかを、わかりやすく解説していきます。

自己分析とは?

自己分析とは、一言でいえば「自分のことを深く理解する作業」です。就職活動の場面では、自分の長所や短所、得意なことや苦手なこと、そしてどんなときにやりがいを感じるのかといった価値観を整理して言語化していきます。

たとえば建築学科の学生であれば、「設計課題に没頭しているときにやりがいを感じる」「現場実習で人と協力して成果を出すと達成感が大きい」といった経験を思い出すことで、自分の強みや働くうえで大切にしたいことが見えてきます。

自己分析には「こうすれば正解」という決まりはありません。人によって掘り下げ方や方法はさまざまですが、共通しているのは「自分を理解することで、就活やキャリア選びに役立てる」という点です。自分を理解できれば、面接でどんな質問をされても自信をもって答えられ、また自分に合う会社を選ぶ判断軸にもつながります。

建築業界の就活に自己分析が大切な理由

1.一貫性のある自己PRができる

建築業界の採用では、学んできた専門知識や資格だけでなく、チームで働く力や責任感などの人柄も重視されます。自己分析を通じて「自分はどんな環境で力を発揮できるのか」「どんな役割を担うのが得意か」を整理しておけば、志望動機や自己PRに一貫性が出ます。

結果として、面接官に「この学生は現場でも活躍できそうだ」と納得してもらいやすくなるのです。

2.自分に合う会社や職種を見つけられる

建築業界と一口に言っても、ゼネコン、設計事務所、工務店など活躍の場は多岐にわたります。なかには、地域のまちづくりに貢献できる企業もあれば、デザイン性を追求する会社もあります。

自己分析を通じて自分の価値観や将来像を明確にすれば、「自分は地域に根ざした仕事をしたい」「大規模プロジェクトで挑戦したい」といった方向性がはっきりし、企業選びの軸がぶれにくくなります。

3.入社後のミスマッチを防ぐ

就活はゴールではなくスタート地点です。自己分析が不十分なまま入社してしまうと、「思っていた働き方と違った」「会社の風土が合わなかった」といった理由で早期離職につながることもあります。

入社後も前向きに働き続けるためには、就活の段階で自分は何にやりがいを感じるのか」「どんな環境なら力を発揮できるのか」を知っておくことが不可欠です。

自己分析の具体的な方法

自分史をつくる

まず取り組んでほしいのが、「自分史」をつくることです。小学校から大学までの経験を時系列に整理し、そのときの行動や感情を振り返ってみましょう。

ポイントは、成果だけでなく過程や気持ちの変化まで書き出すことです。なぜ頑張れたのか、なぜ挫折したのかを深掘りすることで、自分の強みや大切にしている価値観が見えてきます。

マインドマップを書く

「自分の考えをうまく言葉にできない」「まとまらなくてモヤモヤする」というときに役立つのが、マインドマップです。紙の中心に「自分」と書いて、そこから「好きなこと」「得意なこと」「興味がある分野」「大切にしたい価値観」などを放射状に広げていきます。頭の中でバラバラだった情報を視覚的に整理できるので、自分の考えの“クセ”や“傾向”に気づきやすくなります。

マインドマップのいいところは、正解がないこと。自由に思いつくままに書けるので、自己分析に慣れていない方にもおすすめです。「考える」というより「描き出す」感覚で、自分の内側をのぞいてみましょう。

ジョハリの窓・他己分析

自己分析は自分だけで完結させず、他人の目を借りることも有効です。

「ジョハリの窓」というフレームでは、自分も他人も知っている特性、自分だけが知っている特性、他人だけが知っている特性などに分けて考えます。「自分では気づいていなかったけれど、周囲からは評価されている強み」を知ることができるのは大きなメリットです。

また、自己分析をしていると「これって本当に自分の強みなのかな?」と自信が持てなくなることもあるでしょう。そんなときに役立つのが「他己分析」です。家族や友人、同級生に「私ってどんな人だと思う?」と聞いてみてください。

あなたのことをよく知る人から率直な意見をもらうことで、「チームで頼りにされる存在だった」「粘り強さを評価されていた」といった、自分でも気づいていなかった魅力を発見できます。

性格診断や自己分析ツールを活用する

最近では、無料で使える診断サイトやアプリも多く、質問に答えていくだけで性格の傾向や強み、向いている仕事のタイプなどを客観的に教えてくれます。「どこから手をつけたらいいのか分からない」「なかなか自分のことが言語化できない」というときは、こういったツールを活用するのも良いでしょう。

もちろん、診断結果がすべて正しいわけではありません。でも、ある程度“自分の傾向”を把握するにはとても役立ちますし、「当たり前だと思っていたことが意外と強みだった」と気づけるきっかけになることもあります。

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